【東京市場】政治リスク警戒が重石

 週明け16日の東京市場は一時112円台を回復も、大台を維持出来ず111円台後半を中心とした展開に。
 先週末米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る弱い結果となったことを嫌気したドル売りが広がり、ドル円は111円台後半へ下落して週の取引を終えた。
 週明けは北朝鮮が本日から始まった米韓合同軍事演習を前に、米国を焦土になどの発言を行ったこともあり、警戒感から円高が進む場面も見られたが、参加者が増えるにつれて値を戻し、日経平均が100円を超える上昇を見せるなど、株高の動きが広がったこともあって、112円台を回復する動きに。
 もっとも、午後に入ると再び頭の重さが印象的に。北朝鮮への警戒感に加え、カタルーニャ情勢などへの警戒感などが、リスク懸念の円高を誘った形に。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

Source: klug

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