【東京市場】ドル円110円台前半でもみ合い

 ドル円は110円台前半でもみ合った。先週金曜日の午後にナスダックの急落などを受けて値を落としたドル円は、その下げで110円台を維持したこともあり、週明け、いったんは買いが優勢になった。もっとも110円40銭台までと値幅は限定的。その後東京株式市場がハイテク株などの売りに値を落とすと、一転してリスク回避の円高が強まった。

 もっとも、円高の動きもそれほど強いものではなく、午後は110円20銭台を中心に狭いレンジでもみ合いに。

 明日、明後日のFOMCを前に、様子見ムードが広がった面も。

 欧州通貨は比較的しっかり。ユーロは週末の仏総選挙で、マクロン大統領が率いる新党が7割の議席を占める勢いを見せたことを好感して、買いが強まった。フランスの新大統領の政治基盤が安定するとの見通しがユーロ買いを誘った。
 値幅はそれほど多く着なかったが先週末の1.12割れの水準から1.12台を回復してもみ合った。

 英総選挙結果を受けて値を落としたポンドは、与党保守党とDUPとの協力がまだ未確定ということもあって、売りが入る場面が見られたが、その後値を戻すなどしっかりに。

みんかぶ「KlguFX」山岡

Source: klug

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