17日の東京外国為替市場は、上下ともに勢いに欠ける展開となった。
水曜日の海外市場でのドル高進行から一転して、前日木曜日はドル売りが優勢となり、NY市場午後から東京市場の朝にかけて、ドル円は113円前半で、113円割れを意識する展開が見られた。
しかし、113円ちょうど手前の買いに下値進行を阻まれると、一転して買い戻しが優勢に。仲値に絡んだ外貨買い需要もあり、113円半ばまで値を戻す展開に。
もっとも動意はそこまで。113円台半ばから上を試すほどの勢いはなく、午後にかけては113円30銭から50銭にかけてのレンジ取引が続いた。
週明け月曜日は米国が休場(プレジデントデー)となっており、海外市場でも積極的な取引が手控えられるとの思惑が様子見ムードを誘った。
クロス円も落ち着いた展開。ドル円同様に東京朝にかけては円高進行も、その後値を戻し、もみ合いに。
ユーロドルが1.0670近辺で膠着するなど、円がらみ以外も目立った動きを見せていない。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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