【東京市場】頭の重い展開

 21日の東京外国為替市場は、やや頭の重い展開となった。前日の海外市場に続いて、東京を含めアジア株式市場が軟調地合いとなり、リスク警戒感からの円買いが入った。ドル円は111円20銭近辺まで一時値を落とし、前日の海外市場の安値を割り込んだ。昨日の市場で111円80銭手前の売りに3度上昇を阻まれ、上値一服感が出ていたところことも、ドル売りを誘った。

 後場に入って株安の動きが一時強まり、日経平均の下げ幅が100円を超えるなどの状況もあり、上値の重い展開が続いたが、下げ幅は限定的で111円台をしっかり維持している。

 カーニー総裁の利上げ拒否発言と格下げ警戒などで値を落としたポンドは、東京市場では小動き。対円では円の全面高傾向もあり頭が重くなったが、対ドルではもみあいに。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug

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