米暫定予算の期限が切れ、連邦政府機関の一部閉鎖が決まったことで、週明けはドル安が進んで始まった。
もっとも、ドル円は先週末NY市場夕方にドル買いが入っており、その分を解消した程度の動き。ユーロドルも1.23手前から1.22台前半へ値を落として(ユーロ売りドル買い)でNYの引けとなっており、1.22台後半までも、金曜日海外市場高値には届かずという展開。
上院での暫定予算を巡る討議が続いており、当初は日本時間午後3時にも再採決の予定であったが、日本時間23日午前2時に延期され、週明け多くの政府機関が開く前の解決は難しくなったが、ドル売りの動きは限定的。
ある程度織り込んだ形で先週後半のドル売りが見られたことで、政府機関閉鎖の長期化への懸念は残るものの、目先のドル売りには慎重といったところ。
もう一つの懸念材料、独連立交渉に関するSPDの党大会は21日(日本時間22日)に交渉再開を認める決定。懸念は後退したものの、先週末の1.23手前のうりが意識されており、頭が重い。
minkabuPRESS山岡和雅
Source: klug
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