【東京市場】小動き、ドル円は114円台半ばでもみ合い

 東京外為市場終盤は、小動きとなっている。序盤から中盤にかけて、円売りとユーロ売りが優勢となる場面があったが、中盤以降は、ドル円は小動き、ユーロドルは、下げ幅を縮小せる展開となった。ドル円は114円台半ば、ユーロドルは1.06ドル台前半で取引されている。
 
 ドル円は、序盤、前日のNY市場の流れと引き継いだうえ、米債利回りが上昇したことを受けて、買い優勢となった。10時半過ぎには、前日の高値114.38を上抜くと、114.57まで水準を引き上げた。ただ、その後は、模様眺め気分が強まり、終盤まで114.40を中心としたもみ合いとなっている。
  
 ユーロ円は、121円台半ばで取引されている。ドル円と同様に序盤から中盤にかけて地合いを引き締め、121付近から121.47付近まで上昇した。その後、ユーロドルが一時軟化すると、121円台半ばに水準が引き下げたが、終盤は再び買い優勢となり、午前中の高値を上抜くと、121円台半ばで強もち合いとなっている。

 ユーロドルは、1.06ドル台前半で取引されている。中盤に、ドル円のドル買い/円売りが、対主要通貨でのドル買いにつながり、ユーロドルは1.06ドル台前半から1.05ドル台後半に軟化した。だが、その後は、ジリジリを水準を引き上げ、1.06ドル台前半まで戻し、往って来いとなっている。
  
 日経平均は大幅続伸。終値は前営業日比230.90円高の1万8996.37円となった。
  
 午後3時21分現在では、ドル・円は1ドル=114.42円前後、ユーロ・円は1ユーロ=121.49円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0618ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京

Source: klug

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