【東京市場】英国でのテロ報道に一時円高進行、戻りも鈍い

 英マンチェスターで行われいた米国の人気歌手アリアナ・グランデさんのコンサートにおいて、爆破テロとみられる事件が起こり、19名が死亡、けが人も多数出る事態が起こったことで、朝方、リスク懸念からの円高が進行した。

 ユーロ買いドル売りの流れの中、前日のNY市場朝に110円台を付けたあと、午後からじりじりと上昇し、111円30銭台まで回復していたドル円は、一気に110円台に値を落とし、110.86を付ける展開に。

 もっとも、売りが一巡した後は、少し値を戻し、111円10銭台まで。ただ、事件前の水準まで戻せなかったことや、日経平均がマイナス圏推移となったことを嫌気して、海外勢の本格参加前に111円ちょうど近辺に値を落とすなど、さえない展開に。

 テロ事件の当事国となったポンドは、対円で144円70銭近辺から144円ちょうど近くまで値を落としたが、対ドルでの下げが限定的で、安値からは少し値を戻している。

みんかぶ「KlugFX」山岡
Source: klug

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です