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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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日本円 | 米ドル | |
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価格(5/18終値) | 219,498円 | 1,976.30米ドル |
時価総額 | 35,860億円 | 323億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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214,776円 | 221,960円 | 185,750円 | 219,498円 |
週毎の取引・最近4週の調査結果
日付範囲 | 取引数量(日本円換算) | %変化 |
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5/12 ~ 5/18 | 147,631,928,360 | |
5/5 ~ 5/11 | 157,697,184,114 | -6.8% |
4/28 ~ 5/4 | 126,123,385,754 | 20.0% |
4/21 ~ 4/27 | 63,210,016,791 | 49.9% |
週間概況と最近の話題
ビットコインの価格は、5月上旬に一気に上昇した。実際に、5月1日からの12日間での上昇幅は、年初からの4ヶ月間の上昇幅を超えていた。このような短期間での急騰には、“上がるものは必ず下がる“の“ことわざ”が当てはまるであろう。
今週は、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)による先週金曜日の攻撃によって、ビットコインの評判により大きな損害を与え、価格に急激な下降をもたらす可能性があった。この攻撃はWannaCryと呼ばれ、150ヶ国を超える大企業や政府機関のシステムをウイルスに感染させた。ランサムウエアは身代金としてUSD300相当のビットコインでの支払いを要求し、それ以外での支払いは認めていない。また支払いを3日以内に行わないと身代金の額が倍になり、7日間以内に行わないと感染したファイルは永遠に修復不可能となる。
ビットコインが唯一の支払方法だという事実は世間の大きな反感を買ったが、その間、多くの被害者は身代金の仮想通貨での支払いに忙殺されていた。
その一方、機関投資家も個人投資家もビットコインの買い増しを考えていた。彼らの仮想通貨への欲求は、今までのビットコインの中期的なトレンドに大きな影響を与え、急騰後の市場を安定させていた。
来週については、ビットコインは価格調整をした後、ラリーを再開させるだろう。もしビットコインが今の新価格ゾーンで安定し、主要市場での地位を失わず、日本での爆発的なビットコイン需要を維持し続けたら、更なる新高値を目指すこととなるであろう。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
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2017/5/18(基準日) | 219,498円 | ||
2017/5/17(1日前) | 221,700円 | -2,202円 | -0.99% |
2017/5/11(1週間前) | 214,763円 | 4,735円 | 2.20% |
2017/4/18(1ヶ月前) | 133,401円 | 86,097円 | 64.54% |
2017/2/18(3ヶ月前) | 121,699円 | 97,799円 | 80.36% |
2016/11/18(6ヶ月前) | 82,698円 | 136,800 | 165.42% |
2016/5/18(12ヶ月前) | 49,645円 | 169,853円 | 342.14% |
Source: ビットフライヤー
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