17日の東京市場、米紙が関係者筋情報として報じたモラー特別検察官がロシアゲート疑惑に関してトランプ陣営の幹部に関連文書要求で召喚状とのニュースを受けて、ドル売り円買いが強まる展開となった。
ドル円は朝方の株高などを受けて、113円10銭台まで上昇していたが、この報道で一気に112円台後半へ。その後も下げ止まらず、112円40銭を付ける展開となった。その後の続報がなく、幹部の具体的な人名も出てこなかったことで、警戒感が少し後退も、一時400円以上上げていた日経平均がマイナス圏に値を落とすなど、株高の動きが一転したこともあって、その後も安値圏で推移した。
リスク警戒感が強いことでクロス円も基本的には軟調。もっとも、ユーロドルが1.18台を回復するなど、ドル安の動きも広がっていることで、影響は抑えられた。
その他動きが見られたのは豪ドルの売り。リスク感応度の高さもあり、株安の動きが重石となって、対ドルでも6月以来の安値圏。対円でも売りが出ていた。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
コメントを残す