【東京市場】米軍のシリア攻撃を受けて不安定な展開に

 7日の東京市場は、朝方ドル買い円売りの動きが広がったものの、米軍のシリア攻撃を受けて、一気にドル売り円買いが広がる不安定な展開となった。
 
 朝方は前日の海外市場で安値から値を戻す動きとなったことを好感し、しっかりの展開。ドル円は111円ちょうど近辺まで買い戻される展開となった。
 
 しかし、米軍がシリアの航空施設などをミサイル攻撃したことが報じられ、一気にドル売り円買いが進行。ドル円は110円台前半まで落とされると、その後の戻りも鈍く、一時110円13銭近辺までと、先月27日28日の安値に迫る動きに。
 
 午後に入ると、ポジション調整もあって、ドル円は買い戻しが優勢となり、110円台半ばを超える動きとなったが、プーチン露大統領がシリアへの攻撃は侵略行為とみなすと強く批判したことで、再びドル安円高が進むなど、不安定な展開が続いた。

 クロス円もシリア問題を受けて軒並みの円高進行。ユーロ円は118円台を回復していたところから117円台前半まで。その後117円台後半を回復。

 ユーロドルなどの動きは限定的。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug

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