【東京市場】クロス円が堅調、ドル円は114円台前半

 東京外為市場終盤は、クロス円が堅調となっている。序盤は、円買いが優勢となったものの、突っ込んで円を買う向きも少なく、中盤に入ると、クロス円主導で円売りがやや優勢となった。中盤以降も、クロス円はしっかりとした展開となっている。ドル円は114円台前半、ユーロドルは1.06ドル台後半で取引されている。
 
 ドル円は、114円台前半での取引となっている。朝方は、前日のNY中盤からの流れを引き継ぎ、円買いがやや優勢となり、序盤には113.58付近まで水準を引き下げた。だが、その後、ポンド円を中心にクロス円主導で地合いを引き締めると、中盤には114円台を回復した。その後は、米雇用統計を控えて、様子見気分が強く、113円台後半~114円台前半でのもみ合いとなっている。
      
 ユーロ円は、121円台後半で推移している。ドル円と同様に、序盤は軟調に推移し、121円台半ばから121円台前半に沈んだ。だが、同水準で支持されると、ジリジリと買われ、中盤には序盤の下げ幅を解消した。終盤になると、さらに地合いを引き締め、121円台後半に上昇し、きょうの高値圏での取引となっている。
   
 ユーロドルは、1.06ドル台後半での取引されている。午前中は、1.06ドル台半ば~後半での取引が中心となっていたが、午後に入ると、下値を切り上げ、1.06ドル台後半で強もち合いとなっている。

 日経平均は反落。終値は前営業日比87.04円安の1万8426.08円となった。
   
 午後3時20分現在では、ドル・円は1ドル=114.03円前後、ユーロ・円は1ユーロ=121.83円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0684ドル前後で取引されている。
Source: klug

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