【東京市場】米債利回り上昇など好感しドル買い

 週明け2日の東京外国為替市場で、ドル円は一時112.92円まで上値を伸ばす展開となった。
先週末の海外市場では米国のインフレターゲットの対象指標であるPCEデフレータがコアも含め予想を下回り、ドル売りが進む場面が見られたが、金利先物市場動向から見た利上げ確率が下がらず、買戻しが入って週の取引を終えた。
 週明けの東京市場は下値しっかり感に加え、朝から米債利回りの上昇が目立ち、ドル買いに。
 米2年債利回りは直近の水準を超えて1.4987%と、1.5%に迫る動きを見せて、ドルを支えた。
 1.18台を回復していたユーロドルが1.1760台へ値を落とすなど、ドルはほぼ全面高。

 午後に入ると、米債利回りの上昇も落ち着き、ドル円も小動きに。
株式市場の動きも落ち着いており、いったん様子見ムード。
もっとも、ドル円は112円90銭近辺での高値圏もみ合いで、ドル高基調は継続。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

Source: klug

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