【東京市場】小動き、ドル円は１１３円後半で動意薄

　東京外為市場終盤は、小動きとなっている。米債利回りが低下を背景に、ドル売りと円買いが優勢となった。だが、午後に入ると、様子見気分が強まるなか、主要通貨は狭いレンジでのもみ合いとなっている。ドル円は１１３円台後半、ユーロドルは１．０６ドル台前半で取引されている。
　　　　　　　
　ドル円は１１３円台後半で取引されている。午前中は、米債利回りの低下や日経平均の軟化を受けて、円買いが優勢となり、１１４円台前半から１１３円台後半に水準を引き下げた。午後に入ると、特に目立った材料も見当たらない中、１１３円台後半で小動きに終始している。
　
　ユーロ円は、１２０円台後半で推移している。午前中は、仲値に向けて、買いがやや優勢となる場面もあったが、１２１円台前半では上値が重く、中盤には、ドル円の下落を受けて、１２０円台後半に軟化した。午後は、１２０円台後半でもみ合いとなっている。
　　　　　　　　　
　ユーロドルは１．０６ドル台前半で取引されている。序盤に、米債利回りが低下を背景に買い優勢となり、１．０５ドル台後半から１．０６ドル台前半に水準を引き上げた。だが、その後は、手掛かり材料難の中、１．０６ドル台前半で小動きとなっている。

　日経平均は反落。終値は前営業日比９０．４５円安の１万９３４７．５３円となった。
　
　午後３時２９分現在では、ドル・円は１ドル＝１１３．９０円前後、ユーロ・円は１ユーロ＝１２０．９３円近辺、ユーロ・ドルは１ユーロ＝１．０６１６ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug