【東京市場】もみ合い、ドル円は110円台半ば

 東京外為市場終盤は、もみ合いとなっている。序盤は、ドル買い優勢であったが、その流れが中盤にかけては、円売りとなった。ドル円は、110円台後半まで一時上昇した。中盤以降は、主要通貨は、もみ合いとなっている。ドル円は110円台半ば、ユーロドルは1.05ドル台後半で推移している。
 
 ドル円は、110円台半ばでの取引となっている。朝方から、前日のNY市場での強地合いを継続し、買い優勢となると、前日の高値110.20を突破した。序盤に、実需からとみられる売りに押され、109.97に軟化する場面もあったが、すぐに110円台を回復した。10時過ぎころから、米債利回りの上昇を背景に、ドル買いの流れとなり、10時半過ぎには110.50付近に水準を引き上げた。その後、しばらく同水準でもみ合いとなったが、中盤になると、ドル買いの流れが、円売りに転じ、11 0.78まで一時上昇した。その後、上げ一服となると、午後は、110.60を中心にもみ合いとなっている。
 
 ユーロ円は117円台前半でもみ合いとなっている。序盤は、ユーロドルの軟化に歩調を合わせ、117円台前半から116円台後半に水準を引き下げた。だが、その後は、ドル円の上昇を受けて、117円台前半に上昇した。中盤以降は、様子見気分が強まり、117円台前半から半ばで推移している。
   
 ユーロドルは、1.06ドル付近で小動きとなっている。序盤は、米債利回りの上昇を背景に地合いを緩め、1.06ドル台前半から1.05ドル台後半に水準を引き下げた。中盤以降は、1.06ドルを中心にもみ合いとなっている。
 
 日経平均は続伸。終値は前営業日比104.78円高の1万7967.41円となった。
 
 午後3時25分現在では、ドル・円は1ドル=110.68円前後、ユーロ・円は1ユーロ=117.29円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0597ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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