東京外為市場終盤は、小動きとなっている。序盤は、米債利回りの大幅低下を受けて、ドル売りが先行した。だが、中盤に入り、米債利回りの下げが一服すると、ドルが対主要通貨に対し、徐々に地合いを引き締め、序盤の下げ幅を帳消しにした。終盤は、模様眺め気分が強まり、小動きとなっている。ドル円は、108円台前半、ユーロドルは1.07ドル台半ばで推移している。
ドル円は、108円台前半での取引となっている。序盤は、米債利回りが大幅に低下したことから、ドル売りの流れとなり、朝方の108円台前半から107.80付近まで軟化した。だが、同水準で下値堅く推移すると、徐々に買い優勢となり、中盤には108円台前半まで戻し、往って来いとなった。その後は、108.00~20近辺でのレンジ取引となっている。
ユーロ円は116円台前半でもみ合いとなっている。序盤は、ドル円の下落に追随し、116円台半ばから116.09付近まで軟化した。だが、米債利回りの低下が一服すると、徐々に地合いを引き締め116円台半ばまで戻した。中盤以降は、116.20~30円を中心に小動きとなっている。
ユーロドルは、1.0750付近で小動きとなっている。序盤は、最近のドル高をけん引してきた米債利回りが大幅に低下したことから、買い優勢となり、1.07ドル台半ばから1.077付近まで上昇した。だが、同水準で上げ一服となると、じり安調で推移して、中盤以降は、1.0750ドルを中心に動意に欠ける展開となっている。
日経平均は小反落。終値は前営業日比4.47円安の1万7668.15円となった。
午後3時23分現在では、ドル・円は1ドル=108.11円前後、ユーロ・円は1ユーロ=116.25円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0753ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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