東京外為市場終盤は、円買い優勢となっている。朝方にユーロドルの急騰をきっかけにドル売りが進む場面があった。ただ、ドル売りは続かず、中盤以降、主要通貨は対ドルでもみ合いとなった。ただ、ドル円は、中盤以降、円安が進んだが、欧州時間が近づくにつれて、徐々に円買いが優勢となっている。ドル円は116円台半ば、ユーロドルが1.05ドル台半ばで取引されている。
ドル円は、116円台半ばで取引されている。朝方に、ユーロドルの急騰を背景にドル売りが先行し、ドル円は116.05まで下落した。その後、序盤から中盤にかけては、116円台前半~半ばでのもみ合いとなった。12時を過ぎると、徐々に買い意欲が強まり、116.87付近まで上昇した。だが、117円台回復には至らず、欧州時間が迫るにつれて、徐々に売りが優勢となり、116円台半ばに軟化している。
ユーロ円は、122円台後半で推移している。朝方は、122円台前半で取引されていたが、ユーロドルの急騰を受けて、123.86まで大きく水準を引き上げた。ただ、同水準ではすぐに売り叩かれ、中盤には、122円台半ばでの取引となった。12時を過ぎると、再び買い優勢となり、123円付近まで上昇した。終盤は、122円台後半~123円付近での取引となっている。
ユーロドルは、1.05ドル台前半~半ばで取引されている。朝方は、1.04ドル台後半で推移していたが、ドル売り優勢となると、ジリジリと水準を引き上げ、1.0520付近にあったとみられる逆差しの買いが執行されると、1.0653付近まで急騰した。だが、戻りはすぐに叩かれ、中盤には1.05ドル台前半まで水準を引き下げ、もみ合いとなった。終盤になると、やや地合いを引き締め、1.05ドル台前半~半ばでの取引となっている。
日経平均は小幅続落。終値は前営業日比30.77円安の1万9114.37円となった。
午後3時25分現在では、ドル・円は1ドル=116.61円前後、ユーロ・円は1ユーロ=122.92円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0539ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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