東京外為市場終盤は、ドル買いが優勢となっている。日銀が金融政策決定会合で景気判断を上方修正したことを受けて、リスク選考の流れが強まり、円売りが先行。終盤になると、その流れがドル買いに転じている。ドル円は117円台後半、ユーロドル1.03ドル台後半での取引となっている。
ドル円は、117円台後半で推移している。昨日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)の講演から、再びドル買い相場となっている。序盤から買い優勢となった。中盤には上げ幅を削る場面もあったが、日銀が景気判断を上方修正したことをきっかけに再び円売りが優勢となり、終盤までジリジリと水準を引き上げ、117円台後半での取引となっている。
ユーロ円は、122円台前半で取引されている。序盤から中盤にかけては、ドル円の上昇に追随し、121円台後半から122円台半ばまで水準を引き上げた。だが中盤以降は、ドル買い相場となったことから、ドル円から円売りとユーロドルからのユーロ売りが交錯し、122円付近半~半ばでもみ合いとなっている。
ユーロドルは1.03ドル台後半で推移している。序盤は1.03ドル台後半に沈む場面もあったが、中盤は1.04付近~1.04ドルだ台前半でのもみ合いとなった。だが、終盤に入ると、売り物がちの展開となり、1.0381付近まで下落し、きょうの安値圏での取引となっている。
日経平均は反発。終値は前営業日比102.93円高の1万9494.53円となった。
午後3時32分現在では、ドル・円は1ドル=117.72円前後、ユーロ・円は1ユーロ=122.23円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0383ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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