東京外国為替市場で、ドル円は110.54円付近まで弱含み。先週末の米雇用統計後の円安・ドル高水準を維持しているものの、ユーロドルが1.1824ドル付近まで戻りを試すなど、ドル売りがやや優勢だった。
来月、米連邦準備理事会(FRB)はバランスシートの縮小を開始する見通しだが、物価動向は弱く、ドル売りに傾きやすい。週末の米消費者物価指数(CPI)が警戒される。トランプ政権のロシアゲート疑惑も引き続きドル円の重し。
ただ、ドル円の値幅は30銭に満たず、夏季休暇シーズンで値動きは枯れている。
ユーロ円は130.83円付近まで強含んだ後、伸び悩み。
豪ドル/ドルは0.7940ドル付近、豪ドル円は87.85円付近までじり高。昨日から豪ドル買い・NZドル売りが続いていることが支援要因となった。ただ、人民元建ての中国貿易統計で、輸入の伸びが鈍化したことが重しとなり、豪ドルは対円・対ドルで伸び悩んでいる。
NZドル円は81.32円付近へ軟化。今週、NZ中銀は過去最低水準で政策金利を据え置く見通し。今回がウィーラーNZ中銀総裁が担当する最後の声明文となる。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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