【ロンドン市場】ドル円は堅調、109円台に乗せる

 19日のロンドン市場は、ドル円が堅調に推移している。米債利回りの上昇や仏独株のしっかりを受けて断続的に上値を伸ばし、109円台に乗せ、一時109.06近辺まで上昇している。ユーロ円、ポンド円も、ドル円と同様、堅調な動きとなっており、ユーロ円は一時116.91近辺まで、ポンド円は一時140.13円近辺まで、それぞれ今日の高値を広げている。
  
 一方、ユーロドルはもみ合い。23日にフランス大統領選挙の1回投票を控え、1.07ドル台前半で神経質な動きとなっている。この日発表のフランス大統領選挙に関するオピニオンウェイ世論調査によると、第1回投票については無所属のマクロン前経済相が支持率トップで23%、次いでルペン国民戦線(FN)党首22%、共和党のフィヨン元首相20%、左翼党の元共同党首のメランション氏19%となっている。
  
 ポンドドルもユーロドルと同様、方向性の定まらない動き。1.28台前半から1.28台半ばのレンジ内の動きにとどまっている。
  
 このあとのNY市場では、日本時間20日午前3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表される。今回の報告が5月2・3日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での討議資料となる。
 
みんかぶ「KlugFX」
Source: klug

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