13日のNY市場で、ドル円は朝方の上昇から、一転してやや売りが目立つ展開となった。
市場が警戒していたシリア情勢緊迫化については、警戒感が後退しており、ロンドン市場からNY市場朝にかけては、ドル買いが優勢な展開に。株高なども目立ち、リスク選好の動きが広がった。
しかし、株高が一服すると、一転して株安債券高(利回り低下)ドル安、円高とリスク回避の動きに。
ミシガン大学消費者信頼感指数の弱さなども一部材料視されたが、発表直後の反応は鈍く、ドル売り円買いはどちらかというと週末要因が大きいとみられる。
シリア情勢の緊迫化への懸念が落ち着いてきたとはいえ、週末を控えて一部で警戒感。週末越えのポジション維持に慎重な姿勢が見られ、NY市場午後の調整ムードにつながった。
ドル円は107円78銭近辺から107円30銭割れまで一時下落。
ユーロドルも流れはそれほど変わらず、ロンドン市場からNY市場朝にかけてのドル買いに1.2307まで下げた後、一転して値を戻し1.2340台とロンドン朝の水準まで戻している。
minkabuPRESS山岡
Source: klug
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