19日の東京外国為替市場で、ドル円は108円台前半から少し値を戻す格好となった。
前日の海外市場でメイ首相による総選挙実施発言からポンド買いドル売りが優勢となったことをきっかけにドルは全面安に。ドル円は108円30銭台を付けて東京朝を迎えた。
東京市場では朝から利益確定の買い戻しが優勢となったが、豪ドル円の売りなどで再び108円台前半をトライするなど、午前中は戻りの重さも見らえた。
午後に入ると、ドル高円安の動きが優勢に。円高進行で下げて始まった日経平均がプラスに転じたことなどが、ドル円のサポートに。
その他目立ったのは豪ドルの売り。昨日発表された豪中銀理事会議事録で当面の低金利政策維持が示されたことが、豪ドルの重石に。
最大の輸出品目である鉄鉱石の価格低下が続いていることなども、豪ドルの重石に。
新規の材料が出たというよりも0.7550超えの買いが続かず、短期筋のポジションの整理が見られれて豪ドル売りに。いったん安値を付けた後の戻りも鈍く、午後に入って下げ幅を拡大した。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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