Bitcoin Coreが新しくバージョン0.13.1 をリリースしたことを発表した。このコードにはビットコインのマイナー達がSegregated Witness (通称Segwit、セグウィット)のソフトフォークを支持するシグナルを出すものが含まれている。
Segwitは今後ビットコインの取引が増えてもユーザーが安心して便利にビットコインをやり取りできるようにするための重要なテクノロジーのひとつだ。
今回はソフトフォークで、古いバージョンとの後方互換性があるためSegwitがアクティベートされてもされなくても安全にウォレットを使ってビットコインを送受信することができる。一般のビットコインユーザーであればSegwitに関しては特に何もする必要はない。
今後の流れについて、Bitcoin Coreのウェブサイトでは以下のように説明されている。
・スタート:ビットコインの採掘をするマイナーは最初のリターゲット期間(約2週間2,016ブロック)の開始または11月15日からSegwitアクティベート成功か失敗が決まるまでSegwitを支持するかどうかのシグナルを出す。
・ロックイン:2,016ブロックのリターゲティング期間中95%がこのSegwitを支持している状態になると、「ロックイン」されその後さらに2週間(2,016 ブロック)後にSegwitがアクティベーションされる。
・アクティベート:上記のロックイン期間が完了するとSegwitの準備ができているとシグナルを出していたマイナーはSegwit型のブロックを生成することができるようになる。
尚、1年間経過してもロックインされなかった場合はSegwitをアクティベートすることはできなくなる。
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参考リンク
・Segregated Witness Upgrade Guide(英語)
速報:Bitcoin Core 0.13.1リリース、Segwitに向けてさらに前進はCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
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