日本円 | 米ドル | |
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価格(2/16終値) | 118,670円 | 1,044.68米ドル |
時価総額 | 19,185億円 | 169億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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112,144円 | 118,750円 | 107,011円 | 118,670円 |

週間概況と最近の話題
今週のビットコインは底堅い展開をみせました。ビットコイン市場は新年にUSD$1,000の心理的抵抗線を越えてからも、幾つかの悪材料に下押しされてきました。2017年1月以降、中国では当局からの規制が開始され、2012年以降初めて取引所に取引手数料を導入、またマージン取引の中止により、中国トレーダーの投資動向を大きく変化させました。
しかし、ビットコイン市場は当初悪材料に値を下げたものの早い段階で値を戻したため、逆に投資家はビットコインの底堅さを認識する展開になっています。
またビットコインの30日間の移動平均線が仮想通貨市場で高値をつけたことも驚きではありません。最近の安定したボラティリティーと30日移動平均の高値は下値の堅さを感じさせます。
今後の注目材料は中国の取引所に対して、当局が通常取引を開始するための規制基準を、どの時点で設けるかです。筆者は規制基準の3月での設定を予想します。
また史上初となるビットコインETFの上場を米国当局が3月に許可するかどうかが注目されます。もし上場されれば、ビットコインがより身近なものとなるでしょう。Winklevoss twinは4年前からETF上場許可の申請を行ってきました。多くのアナリストは許可されるか懐疑的です。仮にもし認可が下りた場合、ビットコインは大きく値を上げると思われ、3月中にはJPY 150,000の抵抗線を破り、4月以降も価格が上昇し続けると予想します。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
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2017/2/16(基準日) | 118,670円 | ||
2017/2/15(1日前) | 117,498円 | 1,172円 | 1.00% |
2017/2/9(1週間前) | 112,200円 | 6,470円 | 5.77% |
2017/1/16(1ヶ月前) | 95,651円 | 23,019円 | 24.07% |
2016/11/16(3ヶ月前) | 79,617円 | 39,053円 | 49.05% |
2016/8/16(6ヶ月前) | 57,803円 | 60,867 | 105.30% |
2016/2/16(12ヶ月前) | 46,620円 | 72,050円 | 154.55% |
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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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Source: ビットフライヤー
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