ビットコインのパイオニアとして有名な起業家チャーリー・シュレム氏が新しくブロックチェーン関連のベンチャー設立を計画しているようだ。チャーリー・シュレム氏はビットコインの普及活動を進めるNPO、ビットコイン・ファウンデーション(Bitcoin Foundation)のファウンダ―。アメリカでドラッグなどの不正取引が行われていた闇サイト「シルクロード」関連の不祥事で懲役2年の刑を言い渡されて刑務所に収監され、今年の夏に出所していた。
このベンチャー企業「Intellisys Capital」はシュレム氏が出所後初めて取り組む企業となる。
シュレム氏によれば、Intellisys Capitalは、ミドルマーケット企業の金融資産をトークンとしてイーサリアムのブロックチェーン上で発行するサービスを提供する予定だという。現段階では、製造業、不動産、また有益でリスクの低い廃衛生処理企業などでこのトークンを発行する意向だという。
シュレム氏は「企業の金融資産の所有権と配当をブロックチェーン上で販売することになるため、トークンは投機的なものにはなりません。トークンを所有していることがすなわち、その企業の物理的な資産を持っていることになります」と話している。また、資金の管理と分散を行うためにブロックチェーンが使用される、とも付け加えている。
プラットフォームにはイーサリアムが使用されている。
Intellisysは数ヵ月以内にローンチされる予定であるようだ。2017年1月15日から「mainstreet investment token」と呼ばれるイーサリアムベースのトークンのセールを開始する予定で、このセールを通じて資金調達する予定だ。このセールはグローバル投資家や米国公認投資家に対して行われる。
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Source: Coin Portal
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