三井住友海上保険が、ビットコイン取引所のbitFlyerと共同で取引所向けの保険サービスを提供開始すると発表した。
ビットコイン価格の上昇に伴いビットコイン投資に興味を持つ人は増えてきているが、一方で海外では取引所がハッキングの被害に遭い仮想通貨が盗まれる事件も起きている。今年の8月には香港の大手取引所Bitfinexが被害に遭い70億円相当のビットコインが盗まれた。取引所にとってはビットコインの安全管理が課題となっている。
これに対応するのが今回発表されたビットコイン事業者向けサイバー保険だ。ハッカーからの攻撃によるビットコイン盗難に対する損害賠償のほか、事故対応に必要な対策費用まで補償される。
また、サイバー攻撃の被害に遭った際の対応について専門事業者を紹介するサポートや事前に阻止するためのコンサルティング等も要望に応じて実施される。
三井住友海上の担当者によると、この保険サービスの提供開始は11月中になるとのことだ。
これまでビットコイン利用者は買ったビットコインを取引所から引き出すことで取引所のサイバー攻撃リスクに備えていたが、頻繁にトレードをするためビットコインを取引所に常に預けておく人達にとっては利用する取引所がサイバー保険に入っていることがわかれば安心感が増すものになるかもしれない。
関連記事:取引所のハッキングから自分のビットコインを守るには
三井住友海上保険が取引所向けの保険サービスを開始はCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
コメントを残す