東京外為市場終盤は、やや円売り優勢となっている。序盤から中盤にかけては、米債利回りの上昇を背景に、ドル買いが優勢となった。ただ、中盤以降は、手掛かり材料難のなか、もみ合いとなっていたが、終盤にかけては、円売りがやや優勢となっている。ドル円は111円台半ば、ユーロドルは1.07ドル台半ばでの取引されている。
ドル円は111円台半ばで推移している。序盤から中盤にかけては、きょうが、実質的に5・10日(ごとおび)にあたることから、ドルが不足するとの思惑で仲値に向けて、ドル買いが優勢となり、111円付近から111円台前半に上昇した。その後も、米債利回りの上昇を背景に、111.40付近に水準を引き上げた。ただ、同水準では上値が重く、中盤以降は、111円台前半で小動きとなっていた。終盤に入ると、円売りがやや優勢となり、111円台半ばで強もち合いとなっている。
ユーロ円は120円付近で取引されている。序盤から中盤にかけては、ドル円の上昇を受けて、119円台半ばから119円台後半に水準を引き上げると、その後は、119円台後半で小動きとなった。ただ、終盤に入ると、ドル円が小じっかり推移していることを受けて、120円付近に地合いを引き締めている。
ユーロドルは1.07ドル台半ば~後半で取引されている。ユーロ独自の材料が見当たらない中、序盤は、米債利回りの上昇を背景に、売り物がちとなり、1.07ドル台後半から1.07ドル台半ばに軟化した。その後は、終盤まで1.0760を中心に小動きとなっている。
日経平均は続伸。終値は前営業日比177.22円高の1万9262.53円となった。
午後3時30分現在では、ドル・円は1ドル=111.46円前後、ユーロ・円は1ユーロ=120.01円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0767ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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