【東京市場】やや円買い優勢、ドル円は111円台後半

 東京外為市場終盤は、やや円買い優勢となっている。序盤に円買いがやや優勢となる場面があったが、ドル円が111円台半ばで下げ渋ると、その後は、ドル買い気味になった。ただ、ドル円が112円手前で上値が重くなると、終盤は、クロス円を中心に、再び円買いがやや優勢となっている。ドル円は111円台後半、ユーロドルは1.0700ドル近辺での取引となっている。
    
 ドル円は111円台後半で取引されている。序盤にクロス円主導で円買いが先行すると、111.60付近まで下落し、前日の安値を更新した。ただ、111.50手前で下げ渋ったことで、中盤にかけてはジリ高調となり、111円台後半に水準を引き上げた。その後は、111円台後半でもみ合いとなったが、112円手前で上値が重くなると、終盤はクロス円主導で地合いを緩め、111円台後半で弱もち合いとなっている。

 ユーロ円は、119円台半ばで推移している。序盤から、ジリジリと水準を引き下げる展開となっており、120円台前半から119円台後半に軟化した。中盤には、120円を一時回復する場面もあったが、その後は再び売り物がちの展開となった。日本株市場の引け後は、さらに地合いを緩め、119円台半ばに軟化している。
 
 ユーロドルは1.07付近で取引されている。東京時間ということもあり、ユーロ独自の材料が見当たらない中、フランスの大統領選に関する不安感などから、序盤から、売り物がちの展開となった。序盤の1.07ドル台半ばから、終盤には一時1.06ドル台後半まで軟化した。その後は、1.07ドル付近での取引となっている。

 日経平均は反落。終値は前営業日比65.93円安の1万8910.78円となった。
   
 午後3時24分現在では、ドル・円は1ドル=111.80円前後、ユーロ・円は1ユーロ=119.66円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0703ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京

Source: klug

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