週明け21日の東京外国為替市場で、ドル円は111円台に載せる動きを見せた。先週金曜日の市場では111円手前で一旦1円以上の調整が入ったものの、NY市場の午後に再びドル買いが強まり、高値圏まで戻す展開。それでも大だいて前の売りを崩しきれずにいたが、週明けあっさりと大台超えに。
目立った材料が出たというよりも、これまでのドル高の流れが継続する中で上値を更新した格好。昼前にかけて一旦調整が入ったものの110円台後半で買いが入り、限定的な動きに留まったことで、ドル買いに安心感が出て、午後にかけて再び上値を更新する動きとなった。
117円台半ばを超えるなどユーロ円はしっかりとなったが、その他のクロス円はもみ合い。基本的にドルが主導の動き。ユーロに関しては大きな節目である1.05を前に対ドルでのユーロ売りに慎重な姿勢が見られ1.06近辺でやや膠着状態になっていることで、対円ではドル円での円安の影響がまともに出た。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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