21日の東京市場、ドル円は112円台を回復する場面も見られたが、値幅は限定的で落ち着いた動き。
ユーロドルが1.16台を維持しており、ドル安の流れは継続しているものの、さらに売り込むだけの勢いに欠けた。
大きく動いたのがオセアニア通貨。
NZドルは財務相が現状のNZドル高について、強いNZ経済を反映したもの、NZ企業は対応していると、現水準を容認する姿勢を示し、NZドル買いが広がった。
一方、豪ドルは急落。豪中銀副総裁が議事録で示された中立金利議論について、と別な意味を読み取るべきではないと発言。さらに、他の中銀が金利を上げたからと言って、自動的に上げるものではないと発言しており、利上げに慎重な姿勢が示されたとして、豪ドルが急落した。
豪ドル/NZドルで一気に100ポイント以上値を落とす大きな動きに。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
コメントを残す