【東京市場】小動き、ドル円は113円台後半

 東京外為市場終盤は、小動きとなっている。序盤から中盤にかけては、円売りがやや
優勢となる場面があった。ただ、その後は、方向性に欠ける展開となっている。ドル円
は113円台後半、ユーロドルは1.05ドル台後半で取引されている。

 午後12時30分に豪準備銀行(RBA)理事会の結果が発表され、政策金利にあた
るキャッシュレートは、事前予想の通り、据え置きとなった。一時、豪ドルが売られる
場面もあった、ロウRBA総裁が、追加利下げに否定的な見解を示したことなどから、
買い優勢となり、豪ドル米ドルは0.7600付近から0.76ドル台前半、豪ドル円
は86.60付近から86円台後半にそれぞれ水準を引き上げている。
         
 ドル円は113円台後半で推移している。序盤から中盤にかけては、やや地合いを引
き締めて、114円台に乗せる場面もあったが、同水準を積極的に買う動きは限られ
た。中盤に113円台後半に沈むと、終盤まで113.90を中心に動意に欠ける展開
となっている。明日の米ADP雇用統計、10日の米雇用統計を控えて、動きにくく
なっている。
     
 ユーロ円は、120円台半ばで取引されている。序盤から中盤は、ドル円がやや買い
優勢となったことで、120円台半ばで強もち合いとなった。ただ、中盤以降は、12
0.60前後を中心に小動きとなっている。
        
 ユーロドルは1.05ドル台後半で取引されている。特に目立った材料も見当たらな
い中、序盤から1.05ドル台後半でもみ合いとなっている。ユーロドルは、ここまで
値幅が20ポイントしかなく、動意に欠けている。 
 
 日経平均は小幅続落。終値は前営業日比34.99円安の1万9344.15円と
なった。
  
 午後3時32分現在では、ドル・円は1ドル=113.94円前後、ユーロ・円は1
ユーロ=120.64円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0588ドル前後で取引
されている。

                               (みんかぶ/東京)

Source: klug

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です