東京外為市場終盤は、円買いが優勢となっている。20日のトランプ大統領就任演説を受けて、改めて保護主義的な政策やドル安政策への警戒感が広がり、早朝よりドル売りの動きとなった。ドル円は早朝の114円台半ばから中盤には113円台半ばまで下落した。中盤以降はドル売りの動きが一服して、一時113円台後半まで戻したが、日経平均の下げ幅拡大を受けて円買いの動きとなり、再び下落した。ドル円は113円台前半、ユーロドルは1.07ドル台半ばで推移している。
ドル円は、113円台前半で取引されている。早朝から中盤にかけてはドル売りの動きとなった。米債利回りの低下などもあり、中盤には113.44円まで下落した。その後は米債利回りの上昇や日経平均の下げ渋りなどもあり、ドル売りの動きが一服して113円台後半まで戻した。ただ、終盤に日経平均が再び下げ幅を拡大したことで、戻りの流れは続かず、113円台前半まで下落した。
ユーロ円は、121円台後半で推移している。朝方にドル円の下落に追随して121円台後半まで下落した。その後は対ドルでの円買いと対ドルでのユーロ買いが交錯して122円を挟んでのもみ合いが続いた。終盤にはドル円の下げを眺め、今日の安値を更新した。
ユーロドルは、1.07ドル台半ばで推移している。朝方からのドル安の地合いを受けて早朝の1.06ドル台後半から中盤には1.0750ドル前後までじり高基調で推移した。中盤以降は米債利回りの上昇などからドル売りの流れが一服したことで上値重く推移して、一時1.07ドル台前半まで軟化した。終盤にかけては対円でのドル売り
を受け、上値を伸ばした。
日経平均は急反落。終値は前営業日比246.88円安の1万8891.03円となった。
午後3時8分現在では、ドル・円は1ドル=113.31円前後、ユーロ・円は1ユーロ=121.81円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0751ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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