【東京市場】ドル買い優勢、ドル円は114円台前半

 東京外為市場終盤は、ドル買い優勢となっている。朝方は、米債利回りの低下などを手掛りに、円買いがやや優勢となった。だが中盤に入ると、手掛り材料難の中、もみ合いとなった。中盤から終盤にかけては、ドル買いが優勢となり、ドル円は114円台前半、ユーロドルは1.07ドル台半ばで取引されている。
    
 ドル円は、終盤114円台前半での取引となっている。朝方に、買いがやや優勢となり、114円台回復を試したが、これに失敗すると、序盤は売り優勢となり、113.50近辺まで軟化した。ただ、突っ込んで売る動きもみられなかった。その後、ランチタイムに仕掛け的な円売りが出ると、113円台半ばから113円台後半に水準を引き上げた。中盤から終盤にかけては、しばらく113.80付近で小動きとなっていたが、日本株市場の引けに近づくと、欧州早朝勢からとみられる円売りが出始め、15時20分過ぎには114円台を回復し、114円台前半での取引となっている。
 
 ユーロ円は、122円台半ばでの取引となっている。ドル円と同様に、序盤は売り物がちとなり、122円台半ばから122.12付近まで水準を引き下げた。だが、同水準で下げ渋ると、122.30付近まで戻し、中盤は122.20-40付近で小動きとなった。だが、終盤になると、ドル円の上昇を受けて、買いが先行し、122.60付近に水準を引き上げている。
   
 ユーロドルは、1.07ドル台半ばでの取引されている。東京時間は、特に目立った材料も見当たらない中、1.07ドル台半ばでのもみ合いとなっている。
   
 日経平均は反発。終値は前営業日比85.55円高の1万8360.54円となった。
  
 午後3時32分現在では、ドル・円は1ドル=114.08円前後、ユーロ・円は1ユーロ=122.62円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0749ドル前後で取引されている。

Source: klug

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です