【東京市場】やや円買い優勢、ドル円は111円台前半

 東京外為市場終盤は、やや円買い優勢となっている。序盤は、米債利回りの上昇を背景に、ドル買い優勢となった。中盤に仲値に向けてドル需要が多く、ドル円は111円台半ばに上昇した。たた、中盤以降は、日経平均の軟調地合いなどを受けて、円買いがやや優勢となっている。ドル円は111円台前半、ユーロドルが1.07ドル台半ばで取引されている。
                    
 ドル円は111円台前半で推移している。米債利回りの上昇を背景に、序盤から買い優勢となった。また、月末、四半期末、年度末を明日に控えて、仲値に向けてドル需要が多かったとみられ、111円台前半から111.43まで水準を引き上げた。ただ、前週木曜日以降、上値を抑えられている同水準では、上値が重くなった。午後になると、日経の軟調地合いを受けて、じり安調の展開となり、111円台前半に水準を引き下げている。
 
 ユーロ円は119円台半ばで取引されている。序盤から中盤にかけて、ドル円の上昇を受けて、119円台半ばから119台後半に水準を引き上げた。ただ、同水準で上値が重くなると、119円台半ばに軟化した。午後になると、119.60円付近で小動きとなっていたが、終盤になると119.50-60付近にレンジを引き下げている。
 
 ユーロドルは1.07ドル台半ばで取引されている。ユーロ独自の材料が見当たらない中、序盤から終盤まで1.07ドル台半ばで小動きとなっている。

 日経平均は反落。終値は前営業日比154.26円安の1万9063.22円となった。
  
 午後3時28分現在では、ドル・円は1ドル=111.14円前後、ユーロ・円は1ユーロ=119.58円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0759ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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