【東京市場】やや円売り優勢、ドル円は103円台後半=東京為替概況

 東京外為市場終盤は、やや円売りが優勢となっている。午前中は、米雇用統計を控えて、円の買い戻しが目立ったが、午後になると、円買いも一服となり、欧州時間が近づくにつれて、徐々に円売りが優勢となっている。ドル円は103円台後半、ユーロドルは1.11ドル台前半で取引されている。
   
 ポンドドルは、朝方に1.27ドル台前半から1.1841まで暴落し、すぐに1.24ドル台まで戻すと、その後は1.24ドル台での取引が続いている。ポンド円も131円台前半から121円台半ばに暴落後、129円台に戻すと、同水準での取引となっている。
       
 ドル円は103円台後半で取引されている。序盤から中盤にかけては、米雇用統計を控えて、ポジション調整とみられる円買いを背景に、103円台後半から103円台半ばに水準を引き下げた。中盤以降は、下げ幅を縮小すると、103.80付近で小動きとなっていたが、欧州時間が近づくにつれて、徐々に地合いを引き締めている。
    
 ユーロ円は、115円台半ばで取引されている。序盤から中盤にかけては、ドル円と同様にポジション調整とみられる動きから、115円台後半から115円台前半に水準を引き下げた。その後は、115.40付近でもみ合いとなっていたが、欧州時間が近づくと地合いをやや引き締めている。
          
 ユーロドルは、1.11ドル台前半で取引されている。序盤は、ユーロ円の下落に追随し、1.11ドル台半ばから1.1110まで下落した。ただ、1.1100割れが回避されると、その後は、1.11ドル台前半で小じっかりと推移している。

 日経平均は小反落。終値は前営業日比39.01円安の1万6860.09円となった。
  
 午後3時23分現在では、ドル・円は1ドル=103.89円前後、ユーロ・円は1ユーロ=115.54円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1121ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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