【東京市場】ややドル買い優勢、ドル円は112円台後半

 東京外為市場終盤は、ややドル買い優勢となっている。朝方は、前日のNY市場の流れを引き継ぎ、ドルが売られる展開となった。ドル円は112円割れを試したが、これには失敗した。中盤に入ると、主要通貨は、手掛り材料難の中、小動きとなった。だが、終盤に入ると、米債利回りが小幅ながら上昇したことを受けて、ドル買い優勢となっている。ドル円は112円台後半、ユーロドルは1.06ドル台前半で推移している。

 ドル円は、112円台後半での取引となっている。朝方は、前日のNY市場からの流れが継続し、売り優勢となった。日本株の立ち合いが始まると、売り圧力が強まり、112.06まで軟化した。ただ、112円割れが回避されると、112.40付近まで戻し、中盤は112.20-40前後でのもみ合いとなった。午後になると、米債利回りが小幅ながら上昇したことを手掛りに、買いが優勢となり112.96付近まで上昇した。113円手前で切り返されると、その後は112.60-80付近を中心としたレンジ取引となっている。
   
 ユーロ円は、119円台後半でもみ合いとなっている。ドル円と同様に、序盤に下攻めし、119円台後半から119円台半ばに下落した。中盤は119円台半ばで小動きとなっていたが、午後に入り、ドル円が地合いを引き締めると、119円台後半に上昇し、終盤には120円を回復する場面もあった。
   
 ユーロドルは、1.06ドル台前半での取引されている。朝方は、ドル売りがやや優勢となったことから、1.06ドル台半ばで強もち合いとなった。だが、その後は、やや売り物がちの展開となり、1.06ドル台前半に値を削っている。

 日経平均は小高い。終値は前営業日比1.44円高の1万8308.48円となった。
 
 午後3時23分現在では、ドル・円は1ドル=112.78円前後、ユーロ・円は1ユーロ=119.91円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0632ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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