東京外為市場終盤は、ドル売りがやや優勢となっている。午前中は、ドル余剰から、一時ドル円が下落する場面があった。その後、手掛かり材料難の中、主要通貨は小動きとなっていたが、終盤に入ると、米債利回りが上昇幅を縮小させる動きとなっいることから、ドル売りがやや優勢となっている。ドル円は、112円台半ばで弱もち合い、ユーロドルは1.05ドル台後半でジリ高調となっている。
ドル円は112円台半ばで推移している。序盤は、112円台後半で小動きとなっていたが、仲値直前にドル余剰になったとみられ、112.70付近から112.42円前後に急落した。ただ、すぐに112.60前後に戻すと、中盤は112.60を中心としたもみ合いとなった。終盤に入ると、米債利回りの上昇幅が縮小する展開となったことから、ドル売りがやや優勢となり、112.40付近に小緩んでいる。
ユーロ円は、119円台前半で取引されている。序盤、ドル円が急落すると、ユーロ円も119.30前後から118.87付近まで水準を引き下げた。だが、すぐに買い拾われ、119円台前半に戻した。その後は、ドル円からの円買いとユーロドルからのユーロ買いが交錯するなか、119円台前半でもみ合いが続いている。
ユーロドルは1.05ドル台後半で取引されている。序盤にユーロ円が急落した際に、1.0580付近から1.0570に小緩んだが、その後は、1.05ドル台後半で強もち合いとなっている。終盤、米債利回りの上昇幅が縮小したことから、買い優勢となり、1.0601まで水準を引き上げる場面もあったが、1.06台をしっかりと回復するには至っていない。
日経平均は小反発。終値は前営業日比11.52円高の1万9118.99円となった。
午後3時33分現在では、ドル・円は1ドル=112.43円前後、ユーロ・円は1ユーロ=119.14円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0597ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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