現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円「上昇トレンド継続中。一段高の目安はどこだ?」

こんにちは。国府勇太です。

今週(10月10日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく日足チャートを見ていきましょう。

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先週を一言で表すと「なおも上昇トレンド継続中!」です。

3日(月)に62,030円でスタートしたビットコイン円。
先々週から引き続きとても堅調な動きでした。

6日連続の陽線を見せ、7日(金)には64,000を抜け、高値64,311円をつけました。
続く土曜も陽線。しかし日曜になると利益確定売りに押されて小反落しました。

こういった日曜日のポジション調整による下落の動きはビットコイン円でよく見られます。
記憶に新しいところでは、9月11日(日)の下落があります。
Fiat通貨や株式などの取引がない土日のこういった動きには今後も十分注意する必要があります。

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法定通貨の動きはどうだったのか?

Fiat通貨では、先週ドル円が利上げ観測の高まりを受け大きく上昇。
一時104円を超えましたが、雇用統計の予想より悪い結果を受け、反落。104円ちょうど近辺で週末クローズを迎えました。

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さらに、その他の通貨としては、イギリスポンド一瞬で急落しました。
ブレグジットによる英国経済への不振からとも、アルゴリズムトレードの発注(誤発注?)ともいわれていますが、詳細は闇の中です。その後多少戻してはいますが、全戻しまで行かず以前弱いままなので、もう一段の下落も警戒する必要があります。

当時ポンド円の1時間足です。

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ちなみにその時間帯のビットコイン円のチャートは以下(同じく1時間足)。

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急落の影響を受け、同じ時間帯にビットコイン円も下落しています。

今週の見通しは?

一目均衡表をプロットしてみましょう。

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見通しは引き続きロング(買い)です。
とても一目均衡表がキレイな形をしています。

前回指摘したように、雲のねじれ以降、しっかりとした上昇トレンドを形成しており、さらに直近では転換線と基準線がゴールデンクロスしています。
そして、遅行スパンも日々線(実際の過去の足)を超えてきています。
これらはいずれもロングのサインです。
ということで、見通しは引き続き「ロング(買い)」です。

さらにもう一段上に大きく上昇することも考えられます。
その重要なトリガーとなるのは前回高値の64,776円です。

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ここをしっかり抜けることでさらなる上昇も考えられます。
このラインを抜けた所でのロングも推奨します。いわゆるブレイクアウト手法です。

最後に、告知です。
11月13日(日)にビットコイントレードセミナーを行います。
主にFX経験者を対象に、ビットコインFXとFiatのFXの違い、「なぜビットコイン円がドル円などと違い圧倒的なチャンスなのか?」、「ビットコインで資産運用する方法」などを現役ディーラー目線で語ります。
ディーリングの裏側やテクニカルの専門的な話などブログでは書かない比較的マニアックな話、またシステムトレードの現状や稼いでるビットコイントレーダーの実情などについてもお話させて頂く予定です。

参加は無料です。(当日ビットコインプレゼントもあります。)
気になる方はぜひ足をお運び頂ければ幸いです。
定員締切(69名)がありますので、参加申込みはお早めにお願いします(先着順)。
申込みはこちら
http://fx-on.com/lp/detail/ggj2016/

では、今週もトレードがんばりましょう!

【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。

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Source: ビットフライヤー

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