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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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日本円 | 米ドル | |
---|---|---|
価格(8/10終値) | 479,728円 | 3,472米ドル |
時価総額 | 62,653億円 | 573億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
303,261円 | 393,714円 | 302,540円 | 379,728円 |
週毎の取引・最近4週の調査結果
日付範囲 | 取引数量(日本円換算) | %変化 |
---|---|---|
8/4 ~ 8/10 | 270,307,800,117 | |
7/28 ~ 8/3 | 162,897,078,116 | 39.7% |
7/21 ~ 7/27 | 268,625,364,434 | -64.9% |
7/14 ~ 7/20 | 302,744,213,680 | -12.7% |
週間概況と最近の話題

先週号の記事で筆者は、もし次週以降でフォークの問題が収束するとBTCは再び上昇相場に戻るであろうとコメントをしていた。今週はまだ終わってはいないが現在BTCは新高値を示現している。
8月2日からの七日間を見るとBTCは31%上昇し、筆者の本稿執筆時点でビットフライヤー取引所にて395,000円の新高値が取引されている。この価格はBTCの時価総額を6兆5千億円まで、また仮想通貨全体のマーケットキャップを1200億ドルまで押し上げた。どちらもヒストリカル・ハイである。
取引高に関してはUSD/BTCが引き続き1位であるが、そのシェアを数%喪失している。24時間取引において、USD/BTCのシェアが28%である一方、JPY/BTC は最近では久しぶりに21%を上回った。
先月中は多くのメディアでBTC価格下落の理由が報道され、そしてハードフォーク後にビットコインキャッシュが付与されても、それがBTCのネットワークを妨げないと確認され、投資家の楽観が仮想通貨市場に戻れば、相場は再び強気を取り戻すと予想されていた。とは言うものの、スケーリングの論争は尾を引いており、SegWit2xの11月を期限とする2MBブロックサイズへの増量の取り決めは、まだ一定の関係者から却下される危険がある。
ハードフォークに関しての現存する総ての不確定要因と、それを依然として織り込めていない市場を鑑みるに過去一か月に亘る価格上昇はやや行き過ぎに見える。
BTC価格の急変動を指摘する人々は目先の相場にとらわれ過ぎている。今まで何回も見てきたように、少なくとも投資家はBTCが下落後に価格を持ち直す事には確信を持っているようだ。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
---|---|---|---|
2017/8/10(基準日) | 379,728円 | ||
2017/8/9(1日前) | 362,721円 | 17,007円 | 4.69% |
2017/8/3(1週間前) | 303,032円 | 76,696円 | 25.31% |
2017/7/10(1ヶ月前) | 279,470円 | 100,258円 | 35.87% |
2017/5/10(3ヶ月前) | 216,203円 | 163,525円 | 75.63% |
2017/2/10(6ヶ月前) | 111,078円 | 268,650 | 241.86% |
2016/8/10(12ヶ月前) | 61,247円 | 318,481円 | 519.99% |
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Source: ビットフライヤー
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