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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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日本円 | 米ドル | |
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価格(4/20終値) | 134,675円 | 1,233.34米ドル |
時価総額 | 21,930億円 | 201億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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129,525円 | 134,899円 | 127,940円 | 134,675円 |

週間概況と最近の話題
4/14~4/20のビットコイン市場は129,525円から134,675円まで取引され、結局、すべての材料が価格押し上げ方向に作用した。
それだけではなく、先週の価格下落から値を戻し130,000円の心理的上値抵抗線を突き抜け直近の30日間の高値134,899円を記録した。
価格上昇の理由は最近のビットコインに関しての様々な懸念に起因している。第一には、月初から議論されていたビットコインのハードフォーク問題が鎮静化していることである。つまり、SegWitとBitcoin Unlimitedの支持者の意見が二極化しているため、当面このような危機に対して解決策はなく、解決には長く困難な道が待ち受けていると市場が認識したことである。様々なデーターによるとBitcoin Unlimitedを支持しているマイナーはSegWitを超えて増加していることがわかる。
一方、アジアの取引所に対しての懸念もある。例えば、中国の仮想通貨取引所であるOKCoinは米国ドルでの入出金を中止している。この原因は銀行の送金規制の問題と考えられている。しかしOKCoin以外の取引所からも米国ドルでの入出金の問題が報告された。香港のBitfinexは世界最大のBitcoinの米国ドルベースの仮想通貨取引所であるが、方針の変更を発表した。彼らは4月17日付の声明文で、4月18日より顧客からの米国ドルを含むすべてのフィアットの電信送金のデポジットを中止すると報告した。それはBitfinexにおけるビットコイン価格の著しいプレミアムを発生させるトリガーとなり、他の取引所とのスプレッドが拡大した。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
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2017/4/20(基準日) | 134,675円 | ||
2017/4/19(1日前) | 133,310円 | 1,365円 | 1.02% |
2017/4/13(1週間前) | 129,500円 | 5,175円 | 4.00% |
2017/3/20(1ヶ月前) | 121,337円 | 13,338円 | 10.99% |
2017/1/20(3ヶ月前) | 102,928円 | 31,747円 | 30.84% |
2016/10/20(6ヶ月前) | 65,688円 | 68,987 | 105.02% |
2016/4/20(12ヶ月前) | 47,872円 | 86,803円 | 181.32% |
Source: ビットフライヤー
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