東京外為市場終盤は、やや円売りが優勢となっている。きょうのドル円は、概ね1ドル=103円台半ばで小動きとなった。ただ、終盤になると、欧州早朝勢に対する思惑などから、徐々に円売りが優勢となっている。ドル円は1ドル=103円台半ば、ユーロドルは1ユーロ=1.10ドル台半ばで取引されている。
ドル円は、103円台半ばで推移している。朝方に、やや円買いが優勢となり、103.25付近まで軟化したが、前日のNY市場と同様に103円台前半では買い意欲が強く、103円台半ばに切り返された。ただ、103.65円付近で上値が重く、東京時間は、103.40-60円前後でもみ合いとなっている。
ユーロ円は、114円台半ばで取引されている。ドル円と同様に、朝方は円買い優勢となり、114.28付近まで軟化した。だが、同水準で支持されると、その後は、114.20-45前後での狭いレンジ取引となっている。
ユーロドルは、1.10ドル台半ばで推移している。前日の弱地合いを引き継ぎ、東京時間は売り物がちの展開となり、1.10ドル台前半~半ばで弱もち合いとなった。ただ、今年のユーロドルは、1.09ドル台は支持されていることもあり、1.10ドル台前半では下げ渋りをみせている。
ポンドは、序盤に対ドルで200ポイント超の大幅高となり、1.23ドル台前半に一時乗せた。その後も、きょうの高値圏である1.22ドル台後半~1.23ドル台前半での取引となっている。ポンド円も127円台前半と、きょうの高値圏での取引が続いている。
市場では、英メイ首相が議会に譲歩し、欧州連合(EU)離脱プロセスをめぐる採決を容認したことから、ショートカバーが先行したとの見方があった。
日経平均は反落。終値は前営業日比184.76円安の1万6840.00円となった。
午後3時26分現在では、ドル・円は1ドル=103.63円前後、ユーロ・円は1ユーロ=114.52円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1050ドル前後で取引されている。
Source: klug
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