【東京市場】ドル円は反動安、テーマ性伴わない一過性のフローでは持続力乏しい

 29日の東京外国為替市場でドル円は106円半ばまで失速した。前日のニューヨーク市場では四半期末絡みのフローから107.01円付近まで上昇したが、本日は反動安となっている。30日から欧米市場が連休に入ることから、東京勢は模様眺め。

 昨日のニューヨーク市場では、米朝首脳会談が実現に向けて進展しているとの期待感が円売りにつながったものの、これまでの報道の延長線上であり、円安に持続性は乏しかった。ドル高の背景にテーマ性は見えなかったが、ドルに対して欧州通貨やオセアニア通貨の戻りは限定的。

 ユーロドルは1.23ドル前半、ポンドドルは1.40ドル後半で推移し、昨日の安値からやや戻している。NZドル/ドルは0.71ドル後半を中心に重かった。

 ユーロ円は131円前半、ポンド円は149円後半で弱含み。NZドル円は76円後半で重い。21日移動平均線が抵抗となっている。

minkabu PRESS編集部
Source: klug

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