26日のNY市場は、朝方ドルの買戻しが入った後、狭いレンジでもみあいとなっ
た。
日本時間21時半に発表された米第一四半期GDP改定値は、速報値及び事前予想値
を上回る前期比年率+1.2%の好結果。ロンドン市場でドル円は110円台まで値を
落とす展開となり、その流れで指標発表まで頭の重い展開となっていたが、GDP結果
を受けたドル買いに、ドル円も111円台を回復した。
ユーロドルが1.1220台から1.1160台まで一時値を落とすなど、朝方はド
ルの全面高となっていた。
その後のドル円は111円20銭から40銭を軸に、レンジ取引が続いた。週末を前
に利益確定の動きなどが、ドル売り円買いを誘った形。
このところ堅調な推移を見せていた米株式市場が小動きとなり、昨日まで6日続伸と
なっていたダウ平均株価が小幅ながらマイナス圏となるなど、株高の流れが一服。ドル
円の重石となった面も。
ユーロドルも1.1170台を中心にレンジ取引となるなど、ドル自体は堅調も、さ
らなるドル高を試すには勢いに欠ける展開に。
(みんかぶ)
Source: klug
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