26日の東京外国為替市場でドル円は一時111円40銭台を付けるなど、円安の動きが優勢となった。
前日のNY市場で111円19銭を付けた後、111円ちょうど近辺まで調整が入って東京朝を迎え、当初は同水準でもみ合う動きを見せた。
しかし、日経平均が寄付から100円超の上昇を見せ、その後も買いが続くなど、株高の動きが広がる中で、前日NY市場の高値を超えてドル高円安の動きが広がった。
その後少し調整が入る場面が見られたが111円10銭台までと、しっかりの展開が続き、後場に入って再び株が上昇。日経平均の上げ幅が一時200円を超える動きを見せると、ドル円も111円40銭台まで上値を広げた。日経平均は33業種すべてがプラス圏で、株高の勢いを感じさせた。
ユーロ円などクロス円でも軒並みの円安。ユーロが対ドルでも買われたこともあり、ユーロ円は121円20銭台から122円手前までの大きな上昇を見せた。
世界的なリスク選好の動きが優勢。ユーロに関しては週末のフランス大統領選第1回投票結果を好感したリスク選好の動きが継続している。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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