4日の東京市場でドル円は110円台前半まで値を落とした。
昨日の海外市場で110円台後半まで値を落とす動きが見られた。
この流れを継続し、朝方ドル円は下値をトライ。110円50銭を割り込む動きが見られた。その後110円60銭台を中心にもみ合いが続いていたが、13時半発表の豪中銀金融政策理事会の声明で今後の利上げに消極的な姿勢が見られたことで豪ドル円が売られると、ドル円も再び下値をトライ。110円50銭を大きく割り込み、一時110円30銭台まで。
昨日の英紙でのトランプ大統領のインタビューにおいて、単独でも北朝鮮へ行動へという発言が見られたことで、地政学的リスクがクローズアップされている。米中首脳会談を比明け、同問題が大きくクローズアップされるのではとの懸念が見られた。1日付で日本が韓国大使を戻したことも、有事対応ではとの思惑を誘った。
豪ドルは中銀理事会での声明を受けて値を落とした。声明では労働市場の一部で軟化と表現。不動産市場へのコメントも併せ、利上げが遠いとの印象を与え、豪ドル売りに。豪ドル円は円高の動きも加わって84円20銭台から83円60銭台に。豪ドル関しては午前中に貿易週の好結果で持ち上げられていたが、その分を超えて下げが広がった。
ポンドが14時台に値を落とした。目立った材料が見られず、大口の売りが入った格好に。ポンドドルは1.2490近辺から1.2420近辺に。
Source: klug
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