7日の東京市場でドル円は112円20銭台から、112円台半ばまで上昇するなど、堅調な展開を見せた。
東京株式市場が午前からしっかり。引けにかけて上昇が加速し、日経平均が300円以上の上昇を見せる中で、リスク選好の動きが広がった。
一時マイナスに転じた香港ハンセン指数がプラス圏を回復し、力強く上昇したことなどが好感された面も。
昨日の海外市場で112円割れから値を戻し、下値での買い意欲が確認されたことも、ドル買いを誘う格好に。
昨日のNY市場で中銀金融政策決定会合での声明が予想以上に慎重で、直近の指標で活況を示した労働市場に対してスラック(需給のゆるみ)が残ると表現して、一気に進んだカナダ売りの流れは東京市場も継続。会合後1.28近辺を付けた後、1.27台に戻されていたが、東京市場で1.28台を再びつける動きとなっている。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
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