【東京市場】北朝鮮リスクで円買い

 月曜日北米市場が休場となった後を受けて始まった火曜日の東京市場。ドル円は109円台後半で始まり、一時109円84銭近辺まで上値を伸ばす展開が見られた。しかし、北朝鮮が9日の建国記念日を前にICBMの発射準備を行うとの報道が入り、リスク警戒感から一気に円高に。109円20銭台まで急速に値を落とした後、安値圏でもみ合いとなり、109円21銭と、月曜日の安値を割り込む場面まで見られた。

 その他動きが目立ったのが豪ドル。10時半に発表された第2四半期経常収支は、赤字額が予想を上回る弱めになったものの、構成項目の中で注目度が高い純輸出(輸出-輸入)が予想外に黒字となり、豪ドル買いに。0.7950近辺で発表を迎えた後0.7985近辺を付ける動きに。その後13時半の金融政策理事会結果発表を前にいったん値を戻し、0.7960近辺で発表を受けると、声明での豪ドル高牽制に0.7950割れを付けるなど、いったん売りが入る場面も。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅

Source: klug

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