【東京市場】北朝鮮リスクなど警戒し、午後に円高強まる

 イースター前のグッドフライデーで海外市場の多くがお休み。
この後の欧州市場も基本的にお休みとなっており、参加者が少ないこともあって
14日の東京市場は取引を手控える動きが目立ち
朝から比較的落ち着いた展開が続いた。

 ドル円は前日の海外市場でポジション調整からドル安円高の動きが一服したこともあり
109円10銭台を中心にしたレンジ取引が続いた。
場中の高値は109円23銭近辺と戻りも鈍く、ドル安基調は継続していた。

 午後に入ると北朝鮮リスクが強く意識される展開に。
韓国のメディアが、北朝鮮高官の発言として米国の姿勢を強く非難し、
米国の挑発を前に傍観はしないとしたほか、
核実験の可能性を示唆する姿勢を示したことが
市場の週末に向けての警戒感を誘った。
当初は発言への反応は鈍かったが、日経平均が下げ幅を広げたこともあって
徐々にリスク警戒感が広がった格好に。

 ドル円は109円20銭近くから109円割れまで下落。
ユーロ円が115円80銭台から115円50銭台に値を落とすなど
リスク回避の円買いが優勢な展開となった。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug

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