【東京市場】円買い一服、ドル円は112円台半ば

 東京外為市場終盤は、円買い一服となっている。中盤から終盤にかけては、新発10年物国債利回りが約1年ぶりに0.1%超となったことや、日経平均株価の下落を嫌気して、円買い優勢となった。ただ、日本株引け間際からは、円買い一服となっている。ドル円は112円台半ば、ユーロドルは1.07ドル台後半で取引されている。
  
 ドル円は112円台半ば~後半で取引されている。朝方に113.36付近まで小幅に上昇する場面があったが、同水準では上値が重かった。その後、序盤から中盤にかけては、112円台後半~113円台前半でのもみ合いとなった、午後に入ると、米債利回りがやや低下する中、新発10年物国債利回りが約1年ぶりに0.1%超となったことや、日経平均株価が大幅安となったことを受けて、ジリジリと水準を引き下げ、112.48まで下落した。ただ、欧州時間が近づくと、やや地合いを引き締め、112円台半ば~後半でのもみ合いとなっている。
       
 ユーロ円は、121円台半ばで推移している。序盤から中盤にかけては、121円台後半~122円付近でのもみ合いとなった。中盤以降は、ドル円の下落に追随し、終盤には121.42まで水準を引き下げた。その後は、121円台半ばでの取引となっている。

 ユーロドルは1.07ドル台後半で取引されている。朝方は、1.07ドル台半ばで取引されていたが、その後、じり高調の展開となり、終盤には1.07ドル台後半に水準を引き上げた。

 日経平均は急反落。終値は前営業日比233.50円安の1万8914.58円となった。
  
 午後3時30分現在では、ドル・円は1ドル=112.65円前後、ユーロ・円は1ユーロ=121.58円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0793ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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