17日の東京市場はユーロドルが大きな振幅を見せ、それに振られる形でドル円も値幅を伴った動きとなった。
昨日の海外市場で1.22を瞬間割り込んだユーロドルは、その後すぐに戻したことで短期筋の買いを誘い、今月のECB理事会でのガイダンス変更期待などもあって、上値を試す展開に。1.23手前の売りを崩して大台に乗せると、ストップロス注文を巻き込んで1.2323近辺まで上昇。ユーロ主導でのドル安にドル円などでも下値トライとなり、110円20銭割れを付け、前日の海外市場での安値を割り込んだ。
しかしユーロドルはすぐに反転。1.23台を維持出来ないと、その後は1.23が重くなり、じりじりと下落。1.2250割れまでと、朝の水準よりもユーロ安圏に。ユーロドルでのユーロ安ドル買いに支えられる形でドル円も上昇し、110円90銭台までと、往って来いの流れに。
今晩の会合で利上げが期待されているカナダはドル高の流れを受けて1.2450近辺まで上昇。前日の海外市場で1.24割れを瞬間付けたことで、下値一服感も。
minkabuPRESS山岡和雅
Source: klug
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