【東京市場】ドル高の流れ強まる

 週明け12日の東京外国為替市場は、前週末の海外市場で115円台を付けた流れが継続。115円台半ばを付ける展開となっている。

 前週末のドル高円安の進行を好感し、朝から日本株が力強い動きを見せたこともあり、朝方ドル円は前週末の高値を超えて115円62銭をつける動きに。その後、株が利益確定売りに押され、やや上げ渋ったこともあり、115円20銭割れまで調整されたものの、午後に入って再び株高が進むにつれて115円台半ばを付けるなど、高値圏に値を戻している。

 
 NY原油先物は時間外で大幅高。週末10日にウィーンでOPEC(石油輸出国機構)とロシアなどOPEC非加盟の産油国との閣僚会合が開催され、15年ぶりとなる協調減産で合意したことを好感した。
 NY原油は前週末の51ドル台な半ばから大きく跳ねて53ドル台でスタート、その後54ドル台を付ける動きに。
 カナダ円が88円近辺まで上昇するなど、資源国通貨買い円売りの動きにつながっているほか、ドル円のサポートとなっている。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅

Source: klug

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